ホンダのエアウェイブのエアロは大人気。
2ボックスカーブームはいつまで続くのか2ボックスカーブームになってから、かれこれもう15年が経過した。未だに衰えの兆しが見えない。その切っ掛けとなった車はスズキのワゴンRだった。スズキとしては開発当初から社内部から反対を受け、売り上げ予想は消極的だったが、いざ蓋を開けてみるとその予想を大きく覆されてしまったそうだ。消費者の欲求とは予測が難しい。現在2ボックスカーはあらゆる排気量の車種が存在する。660cc 1000cc 1500cc 1800cc 2000cc 2500cc 3000cc 3500ccこんなに排気量が揃った車種は他に類を見ない。売れる理由は一体何なのだろうか?室内スペースが大きい。家族がゆったり乗れる。大きな荷物が積める。思い起こされる理由はたったこれだけだが、外観のデザインが洗練されて来ている事も理由かも知れない。それに家族には2ボックスカーだ、と言う意識が消費者に強く刷り込まれている可能性もある。と言う事で一台ピックアップしてその魅力を探ってみよう。その車とはホンダエアウェイブだ。ホンダはワゴンRヒットの反響を見て、次々に2ボックスカーを発売して来た、野心的なメーカーである。2ボックスカーブームに乗ろうとその他のメーカーでも販売増進に躍起だが、残念ながら日産やマツダ、三菱は元気がない。スバルは独特のセグメントで消費者層を確立しているし、いすゞはスズキと同様の車種を販売していながら、それなりの売り上げがある様である。2ボックスカーに関しては、資金力のトヨタやアイディアのホンダ、歴史と実績のスズキに軍配が上がっている状態である。
ホンダ エアウェイブは全長4350mm、全幅1695mm、全高1530mm。ホイールベース2550mm。車両重量1250kg。定員5名。ドア枚数5。エンジン水冷直列4気筒SOHC1496cc。燃料レギュラー42L。エンジン出力110ps/5800rpm。14.6kgm/4800rpm。タイヤ185/65R14。サスペンション前ストラット、後ドディオン或いは車軸式。エンジンは総てのグレードに於いて1500ccである。変速機も総てCVTである。しかしグレードに因って7段変則となる。後輪のサスペンション形式ドディオンとは、後輪駆動へのディファレンシャルギアをボディに取り付け、車軸やハブを吊り下げた形にし、バネ下重量を軽減させたものである。エンジンは伝統のVTECである。これはエンジンの回転数に応じてバルブの開放量を変化させる機構である。ダッシュボード及びメーター周り、ドア内張と中央コンソールのデザインは秀逸である。外観のデザインは好みが大きく左右される。これは万人向けデザインと言っても良い。この外観にオプションとして設定されている、総額124,950円のエアロパッケージを取り付けると印象は変わる。押し出し感が強くなり、存在をアピール出来る。外観のエアロパーツは、大抵ドレスアップの為だと思われがちだが、実は走行時の走行安定性能に大きく貢献している事に注目頂きたい。これは高速走行時に多大な影響を反映するパーツだ。特にメーカー製のエアロパーツは総合的な流体力学設計をしているので、安全で効果が高い。流体力学的に効率が高いと言う事は、取り付けていない車よりもしかしたら燃費効率が良くなる可能性があると言う事だ。
しかし県下の販売店のどこにも試乗車はなかった。電話で問い合わせて頂いた。非常に残念だ。良い評価が出るだろう事は確実だったのに。マイナーチェンジ直前なのでこんな扱いなのであろうか。仕方がないので又聞きの試乗印象でお許し頂きたい。シートはまず適度に固く、疲れにくい事が予想される。姿勢はスポーツカーとは決していえない。ベンチに座るのに近い。だがそれは前方の視認性が良い事を表している。反面ボンネットの左右の隅は見えない。多分普通の危険意識内で、停まる事で接触は充分避けられる程度だと思う。座った位置からの約270度視界も良好である。メーター類の視認性は良い。最近の車は昼間でもメーター照明が点灯するので、車の状態を確認するのには容易だ。エンジンは小気味が良い音がする。これくらいの騒音だったら赤ちゃんと一緒に乗っても困る事はないだろう。アクセルを踏み込んで、ちょいとタイムラグがあったがスルスルと発進する。そしてスムーズにオーヴァードライブに達する。変則ショックは一切無い。モーターに乗っている様な感じだ。サスペンションは固めだ。この車種では総体的に固めのセッティングになっている。だがどちらかと言えば、乗り心地が良い方だ。トルクも文句なく、回転半径も小さいので取り回しも楽である。燃費は新型のフィットのエンジンと肩を並べる、リッター17km〜22kmだ。