日商簿記検定試験は独学でも合格は可能です。日商簿記検定に合格して就職を有利にしましょう。
簿記検定とは、簿記に関する基礎知識、実務、計算の能力を判定するための検定試験であり、3種類の団体により実施されています。
・日商簿記
商工会議所法に基づき日本商工会議所および各地商工会議所が実施する簿記検定試験です。一般に簿記検定と言えば日商簿記のイメージがあります。
・全経簿記
全国経理教育協会(東京都豊島区所在の社団法人)が実施する簿記検定試験です。全国の約300校の専門学校が加盟しています。経理学校に通っている人は全経簿記を受けている人が多いと思います。
・全商簿記
全国商業高等学校協会(東京都新宿区大京町に本部を置く財団法人)で実施している簿記検定試験です。全国の商業高等学校が加盟する協会ですので、商業高校を経験している人は全商簿記を受けている人が多いと思います。
3種類の試験でそれぞれレベル、出題内容も違ってきます。最も権威(=認知度が高い)があり難易度が高い試験は、日本商工会議所が主催する簿記の検定試験(日商簿記)です。一般的に、「簿記○級を持っている」という場合、この日商簿記のことを指します。1級に合格すると税理士試験の受験資格を得ることができます。
次は全国経理学校協会主催の簿記検定(全経簿記)です。この上級試験に合格すると、税理士試験の受験資格を得ることができます。日商簿記1級に比べて比較的易しいので、税理士試験の受験資格を得たい場合はこちらの試験を受けられると良いと思います。一番合格が容易なのは、高校生が受ける全商簿記です。
現実として、簿記2級・3級を持っているだけで採用が決まるような事はないと思われます。しかし、履歴書に記載して就職にある程度有利に影響するのは2級からでしょう。当然簿記1級を取得すれば就職には有利になりますが、いかんせん難易度が高いため就職だけに取得するのはあまりお勧めしません。女性の方は簿記2級を持っていると、派遣会社への登録の際にも有利で、パートでの仕事の選択肢も増えるので取得して損はありません。特に経理関係は女性の募集が多いので効果は高いでしょう。
簿記検定2級は、高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得している。財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。相手の経営状況もわかるので、株式会社の経営管理に役立つレベルです。
実務経験がない人が2級から勉強してもさっぱり判らないと思いますので、3級から勉強をはじめた方が理解しやすいです。しかし勉強は、3級レベルから始めても試験は2級からの挑戦でも合格はできます。日商簿記3級は簡単ですので、受験はせずとも勉強のみする方法もあります。
科目は、商業簿記と工業簿記の2科目、試験時間は2時間で、合格点数は70%以上です。試験日は2月・6月・11月です
日商簿記2・3級は独学でも、合格は可能です。独学のポイントはいくつかありますが、まずテキストはなるべく新しいものを購入してください。商法や税法の改正により、会計基準は変わります。少しのお金を節約しようとして中古本で勉強しても結局無駄な努力をしているだけになります。
それと回答の解説が詳しいものを選んでください。独学の場合、なぜ自分の答えが間違ったのかを正確に理解することが非常に重要です。正しい答えを導き出すには、相当な時間がかかる場合もあります。問題集によっては、答えだけを載せているものがありますが、それでは不十分です。
テキストは1冊だけにしますが.問題集は少なくとも2冊、別の出版社のものをやってみてください。出版社により予想問題の傾向が違いますから、偏りを回避する上で大切です。
試験前には、本試験と同等の模擬試験問題を時間内で解答するペースを掴みましょう。独学では自分のペースで勉強していますので、本試験時間に合わせて、しっかりと時間を測って問題を解く必要があります。この時に、1時間半程度で一通り解答欄を埋め、残りの20〜30分は見直しの時間が取れるくらいがベストです。
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